世界は変わらなかった


2016年になってしばらくたちますが…


Hey!Say!JUMP のカウントダウンコンサート!!!めっちゃ楽しかった!!!

まだまだこの話するよ!!!
一向に余韻が冷めない………

夏のツアーで初めてJUMPのコンサートに行って、今回が2回目の参戦。31日にあった2公演ともに入ることができました。それだけで十分幸せ。

コンサートタイトルを見た時点で大体の予測はできたけど、30日の公演後に回ってくるレポを見て…やはりセトリがほとんど変わらない。
前回の会場は城ホで、今回は京セラ。せっかく本人達が目の前にいるんだから、できるだけなにも通さずに彼らを見たい!というつまらない意地があるから、きっとJUMPは夏より遠いだろうなーと思った。
それでもやっぱり楽しみだった。

昼公演の席はメンステの真横、スタンドの上のほうだからぶっちゃけあんまりいい席ではなかった。(注:一緒に入らせてくれた同担には感謝しております!ありがとう!)オープニングもJUMPの声は聞こえるのに姿が見えず、「どこどこどこどこ!どこ!え どこどこ!」隣の同担と探しまくって、ある意味ドキドキした。(結果、夏のツアーと同じだった)
メンバー全員がこちらを向いて踊ることはないし、メインモニターは存在すら見えてないし、当然落下物も落ちてこないし。

それでも夏より楽しかった。
アリーナで、端のほうだけど前から2列目の席で銀テもたくさん降ってきた夏のツアーのときより断然楽しかった。


夏の公演も楽しかったけど、あのときは終わった後に「楽しい」以外の感情がいくつかあって、なんか複雑な状態だった。
公演が始まる前もオープニング映像が流れてもJUMPが本当に出てくるのか信じられなくて、JUMPの姿が見えた瞬間、身体が少し震えて涙が出てきて、「嘘だ!」って叫びたかった。同じ空間に居ることが受け入れられなかった。
3、4曲目くらいまでに徐々に状況がわかってきて、楽しくなった。JUMPがいる。本当に存在したんだな。同じ人間なんだな。そう思ってたけど、長く茶の間をやってた私はちょっと勘違いしてた。

確かに楽しいと感じてたはずなんだけど、終わった後はなんだかすごく寂しかった。JUMPがはけてしまったから寂しいんじゃなくて。普通はそうなんだろうけど、その寂しさではなかった。

「JUMPが全然こっちを見てくれない…」

あれだけ広い会場で、あれだけたくさんのファンがいて、でもJUMPは9人しかいないんだから、そんなこと当たり前なのに。テレビの画面を通してしかJUMPを見たことがなかった私にとっては、彼らのダンスを正面から見て、彼らの目線を正面から捉えて、それが普通になってた。だからずっと彼らの後ろ姿を見ていることが寂しかった。コンサートってこんなものなのかって思った。

でも、同担と「途中からDVD見てるような感覚だったよね」って話してて気づいた。
彼らと私たちの世界は違うんだって。


世界が違うって言うと、突き放してるようで余計寂しく感じてしまいそうだけど、そもそもアイドルを応援するってそれを理解していることが前提として必要なんだと思った。私たちは彼らの容姿を知っていて、声も動作も知っていて、何が好きで何が得意でって彼らのことをよく知っているけど、彼らは私たち個人を認識することはない。でもだからこそ成り立っている関係で。

世界は違うけど、手が届くはずなんかないけど、私は彼らの存在にいろんなことを教えてもらって、勝手に支えにしてて。同じ世界では築けない関係性を持ってくれる人たちであって。

そう思ったら前よりも少しは謙虚に応援できるようになったし、カウントダウンコンサートもただただ純粋に楽しめた。


夜公演はもう最高に楽しかった!!!
こんな幸せな空間、時間があるのかって、ただそれだけを思い出して今でも涙ぐんでしまうくらい。楽しかった!!!
コンサート最高!!!!!

なにより中継始まってからの会場の一体感が半端なかった!
夏のツアーでびっくりしたのが、JUMPコールの歓声が思ってたより小さいんだなってことだった。私が入ったのは大阪のオーラスで、1度目のアンコールはJUMPみんなが出てきてくれて、でもダブルアンコールはなかった。大阪オーラスなのになんでダブルアンコールないんだって声をたくさん聞いたけど、正直あのくらいの声援だったらアンコールさえしないよって感じた。1度もコンサート行ったことない私が言える立場じゃないことはわかってるけど。

ダブルアンコールができない理由は時間とか制約とかいろんなことが考えられるけど、第一にJUMPが出たいと思わなかったら当たり前にある訳ないもので。仮にアンコールはチケット代に含まれた内容だとしても、ダブルアンコールはそうじゃないと思う。ダブルアンコールが彼らにとっての残業だと例えたら、残業代は私たちの声援で払うべきであって。JUMPのパフォーマンスにどれだけ応えたいかが私たちの声援であって。

周りの空気にのまれてちゃんと声援を送れなかったこと、JUMPのみんなに対して申し訳なくて申し訳なくて。

でも今回のカウコンはちゃんと声援を送れた。嬉しかった。それに、会場のファンの声援がほんとにすごかった!数の問題は当然あるけど、たぶんそれだけじゃなかった。熱量半端なかった!みんなが盛り上がろうとしててアツかった。あの空気感を味わえたことも最高だった。


カラフト伯父さんを見たときにも思ったけど、文字通り「LIVE」って「生もの」だなと。たとえ内容は同じでも、その日のパフォーマンスは全く同じではないし、観客の雰囲気によっても空気感が変わる。何が起こるかわからないし、ひとりひとり感じることは違うだろうけど、良いことも悪いことも含めて最高だったと思えるコンサートに行きたいし、そんなコンサートの雰囲気をつくれるような観客のひとりでいたいなー。


夏のツアーに行く前はコンサートに行ったら世界が変わると思ってた。でも彼らが私の住む次元に降りてくることはなかった。世界は何も変わらなかったし、むしろ住む世界が違うことを思い知ったけど、たぶんそれでよかった。

コンサートに行って、たとえ短い時間でも私たちに非日常的な体験をさせてくれる彼らがもっと大好きになった。
また彼らの名を思いっきり叫びたい!
次のコンサートはやくこいこい〜!!!