心の中のポケベルを信じて
次の日の仕事のことを考えて憂鬱になりがちな日曜の夜が、半年程前から一週間の中で一番楽しみな時間に変わりました。
毎週日曜の20時、YouTubeにHiHi Jetsの動画がアップされるからです。
毎週いろんな動画がアップされますが、私は特にミッション挑戦型の企画が大好きです。
なぜなら、HiHi Jetsというグループの素晴らしさが顕著にあらわれると思うからです。
そして直近に更新された動画は、令和元年に青春真っ只中の10代の少年たちが、ポケベル(=暗号)を使って1時間以内に合流することができるのか!?といった内容でした。
このブログでは、私がこの動画を見て、HiHi Jetsすごすぎる…!!!と感じたことを綴っていきますが、まずは今回の動画を是非ご覧になってください。
果たしてミッション成功できたのか…??
HiHi Jets【ポケベル知ってる?】数字だけで出会えるか! - YouTube
動画を見終わったら、HiHi Jetsの別の動画を見るのも良し。
(最後に個人的にオススメしたい別の動画を紹介していますので、そちらに飛んでいただいて結構です…!)
それでもまだ暇つぶししたい気分でしたら、このブログを読んでも良しです。ただの主観なので、本当に暇つぶしのつもりで…。HiHi Jetsの動画を見るほうが、はるかに有意義な時間を過ごせます…。
たまたまこのブログにたどり着ついて、HiHi Jetsは初見!という方に向けて、簡単にメンバーの関係性を紹介しておくと、
★年齢順(年齢)
- 髙橋優斗くん(19)
- 井上瑞稀くん(18)
- 猪狩蒼弥くん(16)
ですが、事務所に入った順つまり先輩後輩の順序でいうと、
★入所順(入所歴)
- 井上瑞稀くん(10年)
- 猪狩蒼弥くん(6年)
- 髙橋優斗くん(4年)
となり少し複雑な関係性です。(動画更新日の9/16時点)
ですがそれ故、お互いのことを愛称や呼び捨てで呼び合うみんな対等な関係性です。*1
それでは、完全に主観と憶測による内容ですが、《HiHi Jetsの素晴らしいところ5選》を語っていきます。
①猪狩くんの演出力
企画スタート序盤で猪狩くんがメッセージを送ったとき、
「 なぜか髙橋には
日生劇場とは送らない猪狩
これが今後に大きく影響する 」
とテロップが出ますが、私は
「 これが今後(の面白さ)に大きく影響する 」
と解釈しました。
上手く読み解いてもらえたら速攻で出会えるような的確なメッセージを瑞稀くんにしか送らないという選択をしたところから、このミッションの主導権は猪狩くんが握ったのです。
ポケベルに表示されている時刻に注目すると、
☆8:53 猪狩くん→瑞稀くん
「日生にいるよ」とメッセージが届く
☆?:?? 猪狩くんと瑞稀くんが合流
☆9:09 優斗くん→瑞稀くん(with猪狩くん)
「新橋だけどみんなはどこ?」とメッセージが届く
つまり、猪狩くんの的確なメッセージにより、企画がスタートしてからおそらく15分程でふたりは合流できたと考えられます。
冒頭の優斗くんの言いつけを守って、仮に優斗くんにも同じメッセージを送っていたら、早々にミッションクリアできたかもしれません。
でも、猪狩くんはそうはしなかった。
そして、優斗くんが確実に伝わる方法でメッセージや居場所を送ってきたのに、それを無視してもぐもぐタイムを続けるおふたり。
制限時間ぎりぎりにやっと動き出すおふたり。
冷たいように感じるかもしれませんがこの判断によって、早々にミッションクリアしていたら見られなかったかもしれない、ドラマチックな展開が生み出されたのではないでしょうか?
早々にミッションクリアすることが決して良くないという訳ではなく、おそらく本人たちにとって、この企画で目指すゴールは、
「ポケベルを使って制限時間内に出会う」のではなく、「ポケベルを使って制限時間内に面白く、そしてドラマチックに出会う」ことなのだと思います。
結果、優斗くんの全力疾走の甲斐もあって、制限時間内に3人出会うことができました。
猪狩くんの演出力に注目しがちではありますが、瑞稀くん、優斗くん もそれぞれ仮説を立ててから動き出したり(しかもその仮説が的確すぎる…!)、状況を見て作戦を変更したりと、とにかく個人でも企画遂行力が高すぎて、拍手ものです。
加えて、状況説明のテロップが細かくあるので、面白さを損なうことなく、とても理解しやすかったです。(編集スタッフさん、いつも本当にありがとうございます…!!)
与えられた1時間を最大限に使って、動画の中にたくさん見せ場をつくっていた今回の動画を見て、猪狩くんを中心として自分たちで構成や演出を提案するHiHi Jetsのライブと同じだなと感じました。
HiHi JetsはまだデビューしていないジャニーズJr.という立ち位置ですが、自分たち主体でライブをつくりあげます。そのライブがめちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃに最高なんです。事前知識がなくても、一度見ればそのすごさがわかります。あのジャニーさんに、「もう君たちには逆らえないよ」と大絶賛されるだけあります。
それぞれに考える力があって、演出力に長けているメンバーもいるからこそ、自分たちでライブをつくることを任せてもらえているんだろうなとも感じました。
②オリジナリティ
冒頭のポケベルの使い方を説明しているシーンで、瑞稀くんの不安そうな声を受けて優斗くんが「俺たちがわかればいい」と、自分たちなりの使い方をする提案をします。
それを受けて猪狩くんが具体的な案をつぶやいていました。
実際にその作戦を使うことで、制限時間内にミッションクリアします。
優斗くんのこの発言を聞いたときに、思い出したことがあります。
雑誌の対談で、どんなアイドルを目指していくか?という問いに対して、
「僕ららしいオリジナリティを追求していきたい」と優斗くんが答えていました。*2
また別の雑誌では、デビューについて聞かれたとき、
猪狩くん「俺らは俺らのペースで」
優斗くん「自分たちの色で自分たちの道を頑張っていきたい」
と話していました。*3
HiHi Jetsは、グループの目標や夢を聞かれたときに、いつも答えている明確な目標がありますが、それとはまた別に、とにかく自分たちらしくということにこだわっている印象が強くあります。
そう感じるのは、どんなときでもHiHi Jetsが語る目標や夢に一貫性があるからなのだと思います。
特に猪狩くんがオンリーワンになりたいと発言することが多いですが、誰かひとりが代表して目標や夢を語っているときでも、横に並んでいる4人も全く同じ目をして先を見ているんです。発言しているのはひとりでも、全員が同じ気持ちでいるんだろうなと、その意思が強くつよく伝わってきます。
一貫性があるからこそ、メンバー全員に同じ軸がしっかり通っているからこそ、
”ポケベルを使う”という一つの行為に対してもオリジナリティを見出せるのではないかと思いました。
③お互いのことをよく理解している
これはもう…
HiHi Jetsのファンでなくても一目瞭然なので、わざわざ言語化する必要はないと思いますが…
2択とは言え、3人とも誰が送ってきたメッセージかちゃんとわかっていて、本当にお互いのことをよく理解していて、仲の良いグループなんだなと思いました。
「14106」と送り合う優斗くんと瑞稀くんの嬉しそうな顔。
「2312164」と送ってきたのが猪狩くんだとわかる瑞稀くん。
猪狩くんからの「105」が理解できなかったのに、結果的にちゃんと自分の居場所を送れて、会話が成立してしまう そやゆと。*4
ふたりから一向にメッセージがこなくて、ハブられているんじゃないかってところまでわかってしまう優斗くん。
心のポケベルで通じ合いすぎてて…
こんな見事な以心伝心、初めて見た…
お互いのキャラや強みを理解し合っていることも、このミッションをクリアするために必要な条件だったと考えられます。
そして、これこそがHiHi Jetsの最大の強みじゃないかと私は思っています。
HiHi Jetsはよく、ジャニーズ伝統のローラースケートを得意とするグループと紹介されます。
もちろんローラースケートのパフォーマンスは最高にかっこいいし、ハイクオリティでステージ映えが半端ないです。ファンの贔屓目でしかないかもしれませんが、その技術はジャニーズ随一だと思っています。
ローラーがパッと見でわかる最大の特徴であり強みだとしたら、彼らの精神面での最大の強みは、お互いのことをよく理解していることだと思っています。*5
④現状を生かす力
今回は3人で企画を進めていますが、仮に5人でこの企画をやっていたら…?と、つい考えてしまいました。
仮に、5人それぞれポケベルを持って散らばったとして、送り主が分からないメッセージが4方向からくると考えると、さすがに大混戦すぎる……???
また仮に、1:2:2のグループ分けで行うとひとりの人が不利だし、HiHi Jetsは全員地頭が良いのでふたり集まっただけでも格段に能力があがるので、速攻で全員集まれてしまうと予想できます。(オススメ動画①参照)
そう考えるとこの企画は、3人という人数が一番ちょうど良く面白くできるのかもしれません。
もちろん5人全員での姿が見れるに越したことはないです。
本音は、5人それぞれでポケベル持って大混戦する動画も見れることなら見たかった。絶対もっと面白いミラクル連発だったんじゃないかな。
でも見れないものは見れないので、ぐちぐち言ってもしょうがないから。
私は「失ったものを数えるよりも 一分 一秒 戻らない時を」*6大切にしたい。
ちょっと感傷的になってしまったので、話を戻しますと、
私は、ほぼ日の糸井重里さんが毎日更新している「今日のダーリン」というエッセイが好きでよく読んでいて、気に入った内容のものは忘れてしまわないように自分で記録しています。
その言葉のストックの中に、まさにこの動画のHiHi Jetsだな…と感じたものがあるので勝手に紹介させていただきます。*7
08月11日の「今日のダーリン」
(省略)
点のとり方を、たくさん持っているチームは強い。点をとるための、ありとあらゆる可能性を知っていて、それぞれの場合に対応できるチームは、勝ちを引き寄せる力をよりたくさん持っているわけだ。優勢に進んでいるときはもちろん、たとえ劣勢なときでも地味だったり意外だったりする得点の入れ方を探れるはずだ。だから、選手たちも、応援する観客も、勝てる可能性を見つめながら戦いができる。その意識があるから、また、勝ちやすくなる。
(省略)
HiHi Jetsは3人のときでも、それをネックに感じさせない程面白い動画をつくりあげます。
だって、それぞれが状況を見て臨機応変に動けて、必要なことや求められていることを的確に察知できて、目標を達成する力も十分にあるから。
そして、そんな彼らを応援する観客もたくさんいます。今までにないくらいのハイスピードでこの動画の再生回数が伸びていることが、その証拠だと思います。
優斗くんがブログでも綴っていた、「今ある環境の中でできることを全力で頑張っていく」*8という意思。
こんなに早く、有言実行する姿が見れるなんて思っていなかったので、HiHi Jetsへの信頼が更に増しました。もう、一生応援させていただく所存です。
彼らは、どんな状況でもホームランを打てる方法と実力を持っています。*9
⑤でも結局は奇跡
台本があるんじゃないかと思うほど、面白くって良くできた流れになっていましたが、でも結局はひとつひとつの偶然の積み重ね、奇跡なんだよなと思います。
もしくは、奇跡を引き寄せる運。
猪狩くんが日生劇場に遠回りして戻ろうとしたから、瑞稀くんがミストのある道を選んだから、偶然クリエの前でふたりは出会えた。
猪狩くんと瑞稀くんが信号待ちしていたから、全力疾走してきた優斗くんとも出会えた。
さらには、ポケベルなしで先輩方にも出会えてしまう。
(Snow Man 渡辺翔太先輩、SixTONES 松村北斗先輩、ご出演ありがとうございました…!!この度は、デビュー決定おめでとうございます!!おふたりとも顔がいい…!! )
3人が出会ったシーンを見て、なんだか、グループの成り立ちを見ているようでもありました。
一足先に出会ってグループを組んでいた瑞稀くんと猪狩くんのもとに全力で駆け込んでくる優斗くん。
私は5人になってからのHiHi Jetsしか知らないので、これまでのことは語れませんが、HiHi Jetsというグループ自体も、いくつもの奇跡が重なってできたグループなんだと思っています。
この、限りなくフィクションのように見えるものがノンフィクションで起きている瞬間が、私は大好きです。
どんな脚本も越えられないストーリーが展開されることが楽しみで、その瞬間が見たくて、私はアイドルを追いかけ続けているのだと思います。
結論、
与えられた環境で、限られた時間と手段を最大限に利用して、オリジナリティあふれる見応えありまくりの動画をつくっちゃうHiHi Jetsは最強です。
そして実力だけでなく、運まで兼ね備えているんだから、HiHi Jetsは伝説になれます。
ここまで読んでいただいて、HiHi Jetsが気になってくれた方がいましたら…
ブログの内容に関連する動画をピックアップしました!!是非!!見てください!!!!!
《ミッション系》
①メンバー愛を確かめる!
HiHi Jets【難題】6月17日に配信した動画の撮影場所を目指せ! - YouTube
②とにかくチームワークが良すぎる。
HiHi Jets【「映画 少年たち」公開記念】曜日横断特別企画!脱出ゲーム - YouTube
③本格的な脱出ゲームにも挑んでます!
HiHi Jets【スパイ体験!?】知恵と体力でクリアせよ! - YouTube
④現代っ子な企画もしております!
HiHi Jets【超速】メールを早く打つ競争が楽しすぎた! - YouTube
⑤公衆電話の使い方はこの企画で習得済みでした。
HiHi Jets【激走】公衆電話を探せ!in 渋谷 - YouTube
《メンバーの関係性がよくわかる系》
HiHi Jets、愛にあふれたグループです。
HiHi Jets【秘話激白】照れずに…本音を語ります! - YouTube
《パフォーマンス》
振り付けは猪狩くん、ラップ詞を書いたのも猪狩くん。
HiHi Jets「baby gone」(「夏祭り!裸の少年」 in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube
最後に…
私は、心のポケベルでしっかりつながっているであろう5人が大好きです。
5人の心のポケベルは、いつまでもサービス終了しないことを願って。
どこかでそれぞれ頑張っているであろうふたりが合流できることを願って。
また5人の最高な動画が見れる日を心待ちにしています。
8181 14106
*1:今回は動画に出演している、優斗くん、瑞稀くん、猪狩くんの3人のみ紹介させていただきました。HiHi Jetsはローラースケートを得意とする5人組のグループです。
*2:anan No.2157 (2019.7.3号) 写真もテキストも最高に良いです。
*3:SODA増刊(2019年10月号) こちらも最高にオススメです。
*4:猪狩くんと優斗くんコンビの愛称です。
*5:女性ファッション誌「JJ」(2019年10月号)で、グループのことやメンバーのことなど、それぞれがアツく語っています。写真も最高です。
*6:HiHi Jetsの新曲「Eyes of the future」より。猪狩くん作詞のラップのワンフレーズを引用させていただきました。
*7:バックナンバーを掲載しておらず、実際のサイトのリンクを貼れないのが残念です…
*8:Johnny's web 「伝記」内での言葉です。会員制ブログ(有料)の内容なので、ニュアンスで記述しています。
*9:優斗くんが野球大好きなことと、この夏オールスターゲームの始球式で大役を務めた功績に関連させて、ホームランという例えにしてみました。