HiHi Jetsに歌ってほしいHey!Say!JUMPの楽曲 20選~中編~

 

「ども、只今ご紹介にあずかりました HiHi JetsとHey!Say!JUMPが好きなジャニオタです。さあ楽しい現場が始まります。それはつまり祭り。例年の如く夏祭り改め春祭りでございます。え?コロナの影響で休演だって?HiHiわかりましたよ…じゃあ Dooooon! HiHi Jetsに歌ってほしいHey!Say!JUMPの楽曲 20選」の中編です!

 

もともとは18選の予定で、選曲を終わらせてから書き始めたのですが…

前編を書き終わった後に妄想がはかどってしまい、2曲増えました。なので、18選改め20選になり、前編・中編・後編の三部構成に致します…。

 


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シングル、カップリングについて綴った前編(8曲分)はこちら。

 

jumpolic.hatenadiary.jp

 


 

 

今回はバンド形式、ユニット形式で披露してほしい7曲について綴ります。

 

 

 

【目次】

 

 

 

【バンド】

HiHi Jetsにバンド形式で披露してほしいHey!Say!JUMPの楽曲3選です。ちなみに3曲とも、本家もバンド形式で披露しています。春祭りでHiHi Jetsがバンドをするのでは?とわくわくする憶測が出ていたので便乗しました。

私は、

優斗くんメインボーカル(兼ギター)

瑞稀くんベース(兼ボーカル)

涼くん ギター

猪狩くんドラム

作間くんキーボード

で考えているのですが、いかがですか…?

 

 

 

9.コンパスローズ

・アルバム「smart」収録(2014年)

・「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2014 smart」(2014年)で披露。

 

当時23歳の光くんが作詞した、一度聞いただけで頭の中に鮮やかな情景が浮かぶ生き生きとした楽曲です。非現実っぽい中に、急に誰でも共感できるようなポイントをつくるのが好きだ*1と言う光くん。ただ、その着眼点がとてもピュアで少年っぽくて誰もが持てるような視点ではなくて、そんな光くんが書いたからこその爽やかさや清々しさが溢れているような気がしました。

サビの「今君と同じ事を考えているんだよ」というフレーズを爽やかにラフに届けることにこだわって、それを実現させるための言葉選びやメロディの流れを作り上げた、光くんの巧妙さが光る楽曲です。

淡い恋模様も含んだ曲なので光くんの狙いとしては、歌詞中の「」は異性を指しているのだろうと推測できますが、私は、この曲を歌うアイドルとそれを聞くファンという関係性を想像して聞くのも素敵だなと思いました。ライブ中、MCが始まるともう半分終わってしまったのかと少し寂しくなってしまうし、アンコールのときにはこのまま時間が止まればいいのにといつも思ってしまいますが、アイドル側もそう思ってくれていたら嬉しいなと。1対1で直接言葉を交わすことはないけれど、考えていることは同じだよ、ちゃんと伝わっているよと言ってくれているようで、この瞬間が終わってほしくない気持ちを共有できているようで嬉しくなります。

 

(1番サビ)

どこまで行こうか 風は止まらない

今君も同じ事を考えているのかな 「帰りたくない」と

 

(ラスサビ)

どこまで行くの? と君は笑うけど

今君と同じ事を考えているんだよ 「時間よ止まれ」と 

 

しかも、1番は ”考えているのかな” と疑問形だけど、2番とラスサビでは ”考えているんだよ” と断定した表現になっていて、言葉を介さなくても相手がどう思っているのか感じ取れる関係性に発展していくのだなと読み取りました。はっきりと言葉で伝え合わないからこそ、その後の「なんとなく一緒にいよう」という表現に繋がるような気もしました。

無理に逆らったりはせずに流れに身を任せているような疾走感のあるメロディにのせて、「どこまで行くの?と、別れの時間が迫っていることに対する寂しさを隠すように(もしくは、ちょっと呆れながらも)君は笑っているけれど、君と同じように本当は時間が止まってほしいって考えているんだよ」って歌うのがめちゃくちゃロマンチックで、書きながら感情が高ぶってしまい、ついほろりとしました。(注:これは妄想です。)

コンパス、船、地図、空、海、カモメ、帽子と、海賊王を夢見る少年が主人公の某少年漫画を彷彿とさせるワードがたくさんで、JUMPもONE PIECEも大好きなオタクは初めて聞いたときにとても興奮しました。今でもこの曲がアニメの主題歌になることを諦めていません…。すごくテンポもいいしキャッチ―だし、シングルカットもできると思う…。

 

ちなみに、この曲が収録されているアルバム「smart」は、メンバーが作詞作曲で関わっている曲が5曲も収録されていて、それぞれの言葉のチョイスや楽曲のテイストも様々で、各メンバーの趣味嗜好を垣間見ることができます。しかも全てクオリティーが高くて、いいものは年月が経っても色褪せないという光くんの言葉どおり、今聞いてもかなりの良盤だと思えるアルバムです。3枚目のアルバムだから「smart」のmを縦に置いて ”3” を潜ませたという、伊野尾くんのアイディアも大好きです。

 

少年漫画の主人公みたいなガムシャラ感、メンバーを引っ張っていく頼もしさが魅力的な、エリート街道 ゴールドタイプの優斗くんを真ん中に。優斗くんを支えるように、その周りを4人のメンバーが囲む構図で演奏して欲しいです。

HiHi Jetsは5人全員に One for All, All for One の精神があると個人的に思っているのですが、特に優斗くんに対する他の4人の ”この人のためにがんばろう” という姿勢が強いような気がします。それが、優斗くんがセンターに立つことが多い理由のひとつかなと考えています。HiHi Jetsは明確にリーダーが決まっている訳ではありませんが*2、チーム全員がこの人のために尽くそうと思える人柄でないと、リーダーやセンターは務まらないと思っていて、優斗くんが真ん中にいることで個性の強い4人がバラバラにならずに強く繋がっていられるのかなと思っています。何かに例えるなら、最も硬く強く輝くダイヤモンドにも、反対に黒く脆い黒鉛にもなる、原子価が4の炭素かな。

 



10.女王蜂

・アルバム「SENSE or LOVE」収録(2018年)

・「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE」(2018年)で披露

 

ジャズ調のおしゃれなメロディとHey!Say!JUMPでは珍しい女性目線の歌詞で、奔放に生きている女性の欲望、葛藤、後悔をうたった一見甘そうで苦い歌。

脆弱に生きる蝶じゃない 猛毒と甘い蜜の女王蜂」って歌詞が大好きで、このフレーズに取りつかれています。その理由がふたつあって、ひとつは、曲の世界観とはずれるけれど、

「ステージでキラキラ歌い踊り舞うJUMPは華やかで綺麗で。だけど急に消えてしまいそうな儚さや何かの拍子に壊れてしまいそうな脆さもあってまさに蝶のようなのに、言わずもがな全員が甘いルックスをしていて個々がそれぞれの野望を持っていて、グループになると他を寄せ付けないほど輝いていて。それはもう、一度虜になったら離れられないほどの魅力で、実は猛毒と甘い蜜を持つ女王蜂だった」

ってアイドルであるJUMPそのものを表しているように感じたからです。

もうひとつは、このフレーズを誰が歌うかによって主人公の女性のイメージが変わるような気がしたからです。楽曲を聞きながら、誰がどのパートを歌っているか、その人が歌うことで歌詞にどういうニュアンスがのってくるか、などを考えることが好きなのですが、この曲では特にその妄想がはかどりました。

例えば仮にここを裕翔くんが歌ったとすると、彼の繊細な性格から “初めから全部わかっていたつもりだったのに相手に裏切られたやりきれなさから、自分は女王蜂だと強がって自分を保とうとする蝶のような女性” のイメージが浮かびました。

仮に山田くんが歌っていたら、挑発的な表情も世界一美しい彼のイメージから “別に遊び相手がひとりいなくなったところで不自由なんかなくて、初めての感情に戸惑いつつも寧ろ面白がっている根っからの女王蜂みたいな女性” のイメージが浮かびました。

じゃあ、実際このパートを担当している薮くんが歌うとどうなのか。もちろんこのパートが薮くんに割り当てられたのは大正解だと思っています。歌が上手いのは大前提として、いい意味で過剰な味付けがなくナレーションみたいな役割を果たしているように感じました。だからこそ、曲の背景を考えたり、主人公の女性のイメージを考えたりする余白が生まれているのだと思います。

本当はこの一曲でブログを書きたかったくらい、虜になっている大好きな曲です。次はジャズディナーショーみたいな形式で、お酒飲みながらもう一回見たい。そのときは「クランメリア」*3もセトリに入れてほしい。余談だけど、「クランメリア」って「女王蜂」の続きみたいな楽曲だな…

イントロのベース音と歌い出しの髙木くんの声もめちゃくちゃ好きです。あとライブで、全員揃いのジャケットを衿を抜いて着こなす山田くんは妖艶のプロだと思いました。踊ると元に戻ってしまうから偶然なのかもしれないけど、衣装の着こなし方にも手を抜かない山田涼介、流石すぎる。(衿は抜いても、手は抜かないってね。)

 

大人っぽい曲なのでHiHi全員がはたちを超えたらやってほしいです。(それまでにはデビューしていてほしいけど…)この曲になったら優斗くんと瑞稀くんが立ち位置をチェンジして、瑞稀くんがセンターの形で披露してほしい。

歌割りは基本、ご本人達にお任せしますが、

 

愛とか恋とか要らないわ

鍍金(メッキ)剥がせば ただの欲望

 

は猪狩くんに歌ってほしい。見せかけが通用しなさそうな猪狩くんが歌うことで、主人公の女性の色恋沙汰への冷めた感情がより際立ちそうだなと思いました。もちろん、Mr.リアリスト・裕翔くんが歌う本家も最高に良いです。

それから、

 

脆弱に生きる蝶じゃない

猛毒と甘い蜜の女王蜂

 

は瑞稀くんに歌ってほしい。前述のとおり、個人的にこの曲の印象を左右する大事なフレーズだと思っているので、底なしの表現力を持っている瑞稀くんがどう演出するのか見てみたい。瑞稀くんなら妖艶な女王蜂にもなれるし、消えそうになりながらも強がって舞う蝶にもなれるし、はたまた全く想像していなかったような姿も見せてくれそう。完全に、去年のサマステで見た「Sugar」のパフォーマンスに影響された思考です。月明かりを素敵に纏って悔しいくらい上手に笑う瑞稀くんに、まんまと心を掴まれました。

本家のライブでいつもキーボード担当の伊野尾くんがグランドピアノで演奏していて、それが曲の世界観とぴったりでとても良かったので、作間くんもグランドピアノで演奏して欲しいです。でもEXシアターじゃグランドピアノ持ち込むの無理かな…?じゃあ夢はでっかく、横アリで!

 

 

 

11.TO THE TOP

・ベストアルバム「Hey!Say!JUMP 2007-2017 I/O」初回限定盤②収録(2017年)

・「Hey!Say!JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017」(2017年)ではバンドで披露

 

何度かライブで歌われていたけど当時音源化されておらず、ベストアルバムの収録曲を決める際のファン投票によってようやく音源化された楽曲。音源化されていなかったのが不思議なくらい、とにかく歌詞が良いです。デビュー初期の頃から歌っていた曲を、10周年のアニバーサリーツアーでも披露してくれたのがとてもエモかったです。

TOPを目指すのにも、みんなで一緒にと歌ってくれるところにJUMPの優しさが表れている気がして嬉しくなります。いつも同じ目線でいてくれて、「お前ら!ついてこい!」って突っ走るんじゃなくて、こちらがちゃんと着いてこれているか時々振り返って確認しながら「さあ、行くよ!」って手を差し伸べてくれる感じがJUMPらしいなと思います。

 

We go to the top めざして To the top 一緒に

君の想い 抱いて いま羽ばたく To the top

 

HiHi Jetsが歌うなら、また優斗くんがセンターの立ち位置に戻ってきて演奏してほしいです。力強く、こぶし振り上げながら歌ってほしい。「Eyes of the future」とか「駆ける」とか、既に夢に向かってみたいなことをうたったオリジナル曲を持っているので、わざわざ他から楽曲持ってこなくてもとも思ったんですが…。ただ私がアイドルに向かって「輝いてる その瞳が ずっとそのままでいてほしいから」って歌いたかったことが主な選曲理由です。一緒に歌わせてほしい。幼いころから芸能界で働いてきて、きっと一般社会と比べてより理不尽なことも苦しいこともあっただろうけど、どんな時でもファンにキラキラの笑顔を向けてくれる彼らの姿が、どうかいつまでもそのままであってほしいと強く思います。同時に、彼らがTOPになれるように、彼らがいつまでも心から笑えるように、分別のあるオタクでいたいなとも思います。

 

未来や夢を歌うHiHi Jetsの姿が大好きでいろいろと思い返していたら、去年の夏(Jr.祭以前の日程)のサマステに入って感じたことを思い出しました。数日後のJr.祭でいくつかのグループが解体されてその中から選抜デビューとかが決まったら、もしその対象がHiHi Jetsだったら、5人揃った姿を見るのは今回が最後かもしれないという一応の覚悟も持ちつつ、EXシアターに向かいました。そのライブの終盤、優斗くんがグループの目標を語ってから新曲(Eyes of the future)を歌うという演出があり、それを見たときにこれからも5人でいられることを信じようと思いました。その後すぐに危うい瞬間はあったものの、宣言通り5人で居続けてくれている彼らなのでこの先もきっと大丈夫だと思っています。あの日自分の目で見たもの、感じたことを大事にしようと改めて思いました。

疑う余地なんて1mmもない程、力強く決意表明してくれた彼らのことを信じたいし、眩しいくらいまっすぐに前を見ているその瞳を見て、彼らが羽ばたけるようにその一翼を担いたいと思いました。

 

 

 

 

 

【ユニット】

HiHi Jets内でユニットを組んで披露してほしい楽曲です。全部二人組になっちゃった…。

 

 

 

12.Puppy Boo

・アルバム「JUMPing CAR」通常盤収録(2015年)

・「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival」(2015年)で披露

 

音がおしゃれでいろんな楽器の音がアクセントになっていてメロディだけでも楽しい、ジャジーな雰囲気の曲。JUMPがよくお世話になっている亜美先生が作詞された楽曲です。他にもいろんなかわいらしい歌詞を亜美先生からもらっていますが、これまでの “かわいい” とはまた一味違う “かわいい” を見せてもらった曲です。ちなみに、HiHi担にもおなじみ「Yes!」を作詞されたのも亜美先生です。

年上の男性に見透かされてひたすら甘やかされているようにも聞こえるし、しっかり者の年下の男の子にリードされちゃってるようにも聞こえるし、いろんな受け取り方ができそうだなと思いました。曲のイメージの参考に当時の楽曲大賞を読んでいたら、ヒロイン像は大原櫻子ちゃんとか、きみはペットの主題歌とか個人的に共感しかないコメントがたくさんで楽しかったです。楽曲コメントのリンク貼っておきます。

楽曲部門第64位(1411ポイント獲得) | ジャニーズ楽曲大賞2015

 

【ユニット案:瑞稀くん涼くん

HiHi全員だとかわいい楽曲をやるイメージがあんまりなかったのですが、ユニットならいけるかなと思い選曲しました。ジャジーでおしゃれなメロディは涼くんっぽさ、上から目線な歌詞は瑞稀くんっぽさを感じたので、はしみずを選抜させていただきました。おしゃれでかわいい曲なので、大人になりきる前の19歳のはしみずに歌ってほしいです。これから年齢を重ねたら大人っぽい曲とかかっこいい曲とかをやりそうなので、今のうちにかわいい曲を踊るはしみずを見ておきたい。旧メンカラのパステル衣装希望です。


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(顔がいい…)

 

イントロ~Aメロはステージ(もしくはバンク)に腰かけて、客席をより上から見下ろす感じでスタートしてほしい。本家のステッキを持って踊る、ミュージカル映画のワンシーンみたいな演出がかわいくてお気に入りなので、間奏以降はバトンを使ってパフォーマンスしながら歌ってほしいです。涼しい顔でちょっと難易度高めな技をやって、彼女のことをお見通しで余裕のある感じを表現して欲しい。もし7men侍との合同公演だったら、侍バンドの演奏希望です。琳寧くんのサックスがいいアクセントになりそう。



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1番の歌割りを考えまして、「手伝わないけど」「口にしないけど」とツンな感じのパートは、帝王感も魅力的な瑞稀くんに。でも待っていてくれたり心配したりとちょっとデレな感じのパートは、ファンにもメンバーにも誰にでもひたすら優しい涼くんにしました。「優しい首輪みたいに 手を繋いじゃうぞ」で、瑞稀くんはしかめっ面っぽい表情で、涼くんはイタズラっぽい笑顔でハモってほしい。はしみずにツンデレな対応をされて翻弄された気分になれる構成にしました。最後の「ほんとは ただ Kiss you」は涼くんに甘々に歌ってほしいです。

小3でジャニーズ入りのベテラン、誕生日が1日違い、高校の同級生、性格は正反対、メンカラは赤と青。二次元だったら設定盛りすぎでお腹いっぱいですって感じなのに、奇跡のシンメ “はしみず” は全てノンフィクション。個人的に、はしみずは何があってもあらゆる手を尽くしてでも守り抜かなければならないシンメだと思っています。オタクのエゴだけど、一生一緒にいてほしい。はしみずはお互いが見えなくなるほど離れちゃダメだよ。

 

 

 

13.トレンディーラブ #REIWA(裕翔くん+髙木くん)

・シングル「ファンファーレ!」初回限定盤①収録(2019年)

・ライブ未披露

 

Hey!Say!JUMPの長身組、足の長さが異常、男性ファッション誌レギュラーモデルコンビの裕翔くんと髙木くんのユニット曲です。イントロから印象的で、偶然出会った男女の恋愛が始まるストーリー仕立ての歌詞で、ひたすらにトレンディな曲。ユニット打合せ動画*4で、原点回帰してジャニーズっぽい曲をやろうとふたりで相談して決めたメロディ。振りは古い感じで、ポップアップで登場して、バックにジュニアをつけて…とライブの演出内容に至るまでアイディアをぽんぽん出しながら楽曲のイメージを固めていて、制作過程をとても楽しんでやっている姿が印象的でした。グループではできないくらい思いっきり振り切った印象の曲ですが、笑っちゃうくらいザ・トレンディなこの曲を令和の時代にしっかり纏えるのは、確かに裕翔くんと髙木くんの組み合わせしかないかもしれない。

打合せ動画内で裕翔くんが「ジャニーズってジャンルがあってもいいくらい、ジャニーズの曲は独立している」と言っていて、本当にそうだなと感嘆しました。ジャニーズにしか歌えない楽曲っていうのが確かに存在していて、そのトンチキ感*5の味を占めてしまったから、彼らの楽曲自体も大好きなんだろうなと気付かされました。

 

【ユニット案:優斗くん涼くん

本家同様2人組で披露してほしくて、ひとりは、低音ボイスが色っぽい涼くんに。もうひとりは、トレンディドラマ全盛期を代表する女優・中山美穂さんの息子役*6が好演だった優斗くんに。21歳の優斗くんと20歳の涼くんに歌ってほしいです。


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基本、裕翔くんのパートは優斗くん、髙木くんのパートは涼くんです。声のバランスも本家に似ている二人組だと思います。「実は俺ハートブレイクで」ってパートが優斗くんの歌い方にすごくマッチしそうだなと思い、ここを歌う優斗くんが容易に想像できました。本家のセリフパートが最高なのはもちろんなのですが、涼くんの「新宿は、もうすぐ0時」と優斗くんの「南口は、出逢いの街」も絶対最高だとおもう。EXシアターは新宿じゃなくて六本木だけどこの際関係ない。しょりパラ*7の「まいったネ 今夜」で使われていた可動式街灯を使って、背中合わせで哀愁漂わせて歌ってほしい。

ただ、ユニット曲なのにライブ未披露のままで、この曲が披露されることをJUMP担が懇願しているという状況なので、もしやるときは裕翔くんと髙木くんに許可取りしてください。ついでに演出の相談にのってもらってください。さらについでに仲良くなってご飯いってください。ただただ髙木くんと涼くんの並びを見てみたい個人的な欲。拝啓 河合郁人様。ふみキュンの夢キュンステージでどうにかなりませんか…。

 

 

 

14.Dance The Night Away

・アルバム「SENSE or LOVE」収録(2018年)

・「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE(アリーナ公演のみ)」(2018年)で披露

J Stormのページ(https://www.j-storm.co.jp/heysayjump/discography/sense-or-love)でサビ部分の視聴が可能です。

 

複雑なフォーメーション移動と、大人数で体格差がありながらもシンクロ率の高いダンスを武器としてきたJUMPが、10周年を経て踊りを極めたいと “踊る” をテーマにしたアルバムの中の一曲。さらに、ダンスを揃えることに関して、僕たちを繋げるものは感覚(SENSE)なのかそれともここまで一緒にきた愛(LOVE)なのか、そんな問いも含んだアルバムの中の一曲。そのアルバムの中で曲名にも “Dance” がついているストレートなダンスナンバー。イントロでわかりやすく一気に盛り上がっていって、AメロBメロで一度落としてサビに向かってまた徐々に盛り上がっていく、抑揚のあるメロディ。全然踊れないんだけど、一緒に踊りだしたくなるようなわくわくする歌詞。ライブでは全員揃いの衣装で、メンステのせり上がったステージ上で踊っている演出が好きでした。

 

【ユニット案:瑞稀くん作間くん

本家の山田くんと有岡くんが対になって踊る構成もすごく良かったのでこれも二人組希望です。第26回、Jr.が選ぶJr.大賞「いちばんステージジェニック」部門 第2位の瑞稀くんと、Jr.大賞「ダンスがカッコいい」部門 第5位の作間くんに。本家の振りも好きでしたが、好きなダンスのジャンルが似ているというふたりで一緒に振り付けしてほしいです。ローラーは履かずに、地に足つけてバキバキに踊ってほしい。アクロバットができるふたりなのでバク転とかも盛り込んで、間奏は交互に踊ってダンスバトルっぽくしてほしいです。ディスコナンバーっぽさもあるので、イントロでそれぞれステージ袖から飛び出すように出てきて、交互にスポットライトがあたる感じで。「夢見がちなFloor 飛び込みたい」って客席を指さしながら煽って欲しい。「キラキラ煌めく日々を」で手をひらひらさせて踊る瑞稀くんが見えます。衣装はがんがん踊れるように大きめのトップスに細身のパンツがいいけど、ストリートっぽくはしすぎずに、ミラーボールっぽさがあるようなキラキラした要素は欲しいです。瑞稀くんと作間くんが仲良しなのは知っているけれど、ふたりがパフォーマンス中に絡んでいるところはあんまり見ない気がしたので、がっつり絡むパフォーマンスが見たいです。

 

 

 

15.NEW AGE

・シングル「キミアトラクション」通常盤収録(2015年)

・ライブ未披露

 

パステル衣装でかわいく踊る「キミアトラクション」と、ごりごりにエフェクトをかけたEDMっぽいこの曲が同時に収録されていて、この1枚でかわいいJUMPもかっこいいJUMPも楽しめます。これから新しい時代を切り開いていこう、なんなら時代がこっちに追いついてきてよって感じの強気な歌詞。その一方で、エレクトリックで極端に盛り上がるわけではないメロディから、気負いすぎず冷静にやっていこうとするスタンスを感じました。歌詞のアツさとメロディの無機質感のバランスが絶妙な楽曲だと思っています。

“sneaker” は靴の “スニーカー” そのものを表す意味以外に、革靴のようにコツコツと音を立てずにこそこそと歩けることから “こっそり歩く人” という意味もあるそうです。サビに出てくる「sneaker」をカタカナではなくアルファベット表記にすることで、強かに今までとは違うやり方で、カジュアルなスニーカーでも蹴飛ばして風穴あけてやるぜってふたつの意味を含ませたのかなと考察しました。それゆえ、その後の「お堅いルールじゃ」の “お堅い” は “革靴” を換喩していて、スニーカーとの対比になっているのかなとも考えました。「SneakerでKick down」のワンフレーズだけでも、従来のやり方ではなくあくまで自分たちのやり方で蹴破っていこうとする新時代感が表現されている気がしました。あと、個人的に2番の「夢みるだけじゃ 恋もできない」って歌詞も好きです。

 

【ユニット案:猪狩くん作間くん

前述した、この曲のアツさと冷静さのバランス感が猪狩くんと作間くんの雰囲気に合いそうだし、彼らの好きなテイストじゃないかな~と思いました。選曲後に調べてわかったことですが、よくKis-My-Ft2やV6の楽曲を作詞されている方が関わっていたので、勝手に答え合わせできたようで舞い上がっています。超やってほしい。


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アスファルトを刻むこのステップが栄光のIDさ」「未知なるEcstasyが欲しいのなら」「夢ならMany Many この手あまる」を猪狩くんに歌ってほしくて、歌ってほしくて。人生3回目なのでは?と思うほど大人っぽい作間くんに「人生は言うまでもなく 等しく たったのOne chance」を歌ってほしいです。JUMPでは光くんか有岡くんがラップ部分を歌うことがほとんどですが、このパートは知念くんが担当していて、サクラップ風の歌い方がとても良いです。同じ嵐担として、作間くんはどう魅せてくれるのかが見たいです。

誕生日が10日違いで同じ年に入所、同じグループになる前からよく一緒に過ごしていて育てられた環境も似ていて、お互いの直してほしいところはなくて、お互いのことをとても信頼し合っていて。ふたりとも17歳とは思えないくらい達観していて大人っぽくて。似ているところもあるようでいて、猪狩くんは文系タイプ、作間くんは理系タイプで。正反対の方向に同じ強さのベクトルを出し合って互いを支えあっている最強シンメのパフォーマンスが見てみたいです。いがさくの正反対感を表現するために、あえてユニゾン部分はなしにしました。

はしみずが必然なら、いがさくは蓋然(ガイゼン)的なシンメだと思っています。"必然" だと絶対にそうなるという逃れられない感が強い気がしていて、"蓋然" だと大体こうなるのが正しいだろうという少し猶予がある感じを含ませられる気がしたのでこの表現を使いました。はしみずは生まれ変わってもジャニーズでシンメになるだろうけど、その一方で、今からでもジャニーズ以外の道にもいけそうな猪狩くんと作間くんが同じ時代にジャニーズに在籍していて、且つ同じグループに所属していたら、もうこのふたりがシンメになる以外なくないか?ってニュアンスです。ジャニーズでいてくれてありがとう。

ちなみに、歌詞に度々出てくる「world order」の訳は「世界秩序」です。現時点で多才すぎるにも関わらず、まだまだ未知なる可能性を秘めまくっているHiHiの末っ子シンメがつくりだす新しい “世界秩序”、見てみたくないですか…?

 

 

 

 

 

以上、バンド形式、ユニット形式で披露してほしいHey!Say!JUMPの楽曲7選でした。

 

 

 

 

 

現場がないのは寂しいけれど、楽曲を何度も聞いたり、DVDを見たり、過去のインタビューを読んだり。改めてJUMPとHiHiの好きなところを認識したり、いろいろと考えを巡らせてみたりもして。そんなふうに過ごすのもいいなと思いながらこれを書いています。巡らせすぎてつい長くなってしまうのが難点ですが。

 

おうち時間が増えている今、偶然このブログにたどりついた方の暇つぶしにでもなっていれば幸いです。

 

stay homeも、ジャニオタも、どうせやるならシアワセいっぱい~

こぼれた分だけ誰かもらって~

 

 

 

~後編に続く~

 

 

 

*1:「smart」初回限定盤①のDVD、interviews about “smart”内の発言より

*2:最近、毎月ジャンケンでリーダーを決める件があったけど、果たして続けるのかな?

*3:26作目シングル「I am/Muah Muah」カップリング曲(通常盤に収録)

*4:シングル「ファンファーレ!」初回限定盤②に収録されています。

*5:本当は“トンチキ”って一言で片づけられない気がするけれど一番わかりやすいかと思い、この表現にしました。

*6:WOWOWオリジナルドラマ「彼らを見ればわかること」

*7:「Summer Paradise 2017」 勝利くんの公演